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October 08, 2008
ワインは楽しいお酒です。食卓の時間を、より楽しいものとしてくれます。そして、ワインは来るものを拒みません。
前回は、なんだかまとまりのない、個人趣味の内容になってしまいました・・・。
最近飲んだワイン:
最近、ちょっと個性的なワインを飲みました。
北イタリアで造られた白ワインです。
まさに、温故知新を地でゆくワインでした。
かもし発酵をし、アンフォラで熟成させた白ワインです。
品のある暴れん坊将軍:
普通、白ワインって、果皮と果汁を一緒に発酵させる、かもし発酵は行われないんですけれど、そのワインは赤ワインのように、かもし発酵させちゃってるんです。
当然、果皮や種から、もういろんな要素が抽出されますので、色は濁ってて、ワインを飲みこんだ後にも、口の中に何かが残る・・・って感じなんです。
それだけだったら、品のない暴れん坊将軍なんですが、この造り手は、アンフォラを使用することで、ワインの粗さを抑えつつ、ブドウ本来の風味を残しているのです。
しっかりと、松平健さん演じる「品のある暴れん坊将軍」になっちゃうんです。でも、江戸城にいる徳川吉宗ってほどの高貴な感じじゃないので、市井にでている徳田新之助って感じですね。
個人的には、高橋秀樹さんの金さんも好きですが・・・。
ワインも世界中で造られ消費され、醸造技術も進歩し、品質の底上げがなされつつも、一面で没個性化が懸念される中で、白ワインのかもし発酵やアンフォラ熟成、ビオディナミなどのように、ワイン造りの原初を見つめなおす動きが大きくなりつつあるように思われます。
進歩という垂直方向への発展ではなく、水平方向の複雑化ばかりが進んでいくような、どことなく閉塞的な空気を感じる現代で、まだまだ巨大な未知の領域が残され、個人個人の切実な問題につながっているのが、人間の心の領域だったりするのは・・・皮肉なことです。
ワインは楽しいお酒です。
食卓の時間を、より楽しいものとしてくれます。
そして、ワインは来るものを拒みません。
ニューワールドワインの為に
開発されたダイヤモンド・シェイプの
<ヴィノム エクストリーム シリーズ>
まったく知識のない人にとっては、それは、ブドウから造るお酒であり、料理人にとっては、料理をさらに引き立てる名脇役であり、少し知識のある人には、 使っているブドウ品種やヴィンテージによって、無限の風味やキャラクターを楽しめるお酒であり、土地の個性や生産者の哲学を伝えるメッセージボックスであ り、ワインの迷宮に迷い込んだ人にとっては、人生そのもの、芸術品のようなものかもしれません。
成人を迎える娘の父親にとっては、娘と同じ年に生まれたもうひとりの娘にもなり、ときには、それはキリストの血でもあります。
ワインについての知識があってもなくても、その人が求めるものをワインは与えてくれます。
その求めるものを伝えるのがワイングラスの役目なのです。
(ラッパ飲みする人にとっては必要のないものですが・・・)
某○オン系スーパーで買う1100円のオーストラリアワインが、我が家のデイリーワインです。そして、そのワインを飲むときには、<ヴィノム エクストリーム シリーズ>『シラーズ』グラスを使います。4500円(税別)です。

<ヴィノム エクストリーム シリーズ>『シラーズ』グラス
ワインのボトルを見せずに友達に飲ませると、
「安くはないよねぇ?」
「けっこーいいワインでしょ?? 4000~5000円?」
って言わることもしばしば!
1000円のワインを飲むのに、4500円のワイングラスって抵抗ある!
って人も少なくないのでは・・・。
賛否はありますが、ワインの醸造技術は大きく進歩しています。スクリューキャップによって、コルク臭のするワインは飛躍的に少なくなりましたし、ワインをフィルターに通すことで水分だけを抜き取って、しっかりとしたフルボディ・タイプに仕上げることも出来る時代です。
1000~2000円で、驚くほど美味しいワインを見つけることは難しくありません。
ワイングラスは贅沢品ではありません。
贅沢な時間を楽しむための道具です。
できれば、ワイングラスという商品を販売するのではなくて、ワイングラスを使うことで得られる充実した時間を、より多くの方に伝えられればと思っています。
そういう意味では、とても面白い商品を扱っているんだなぁ・・・と改めて思います。
人間の3大欲求の一つ「食欲」。
次回以降は、この「食欲」に関するお仕事をされている、林ゆきこさんにバトンタッチしたいと思います。
2008 10 08 [18庄司大輔(リーデル・ジャパン)] | 固定リンク | コメント(0)