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2008.02.25
博多一風堂が2008年3月17日、ニューヨークに初進出。日本の人気ラーメンを世界に発信!

博多から全国にラーメン店を展開し、人気を得ている博多「一風堂」(1985年創業・34店舗)がこのたび、アメリカ・ニューヨークに出店する。開店予定日は2008年3月17日。マンハッタンの学生街イーストビレッジ地区に「IPPUDO NY」としてオープンする。店舗は2階層。1階67.76坪、地下32.67坪、計100.43坪82席の大型店だ。総投資額約2億2000万円。年商は3億円を目標としている。
経営する(株)力の源カンパニーは、2000年頃からニューヨーク進出の構想を持っていたという。同時多発テロの影響で一時計画が中断したが、現地で近年ジャパニーズレストランやラーメン店の人気が沸騰。しかし、その多くの店舗では日本人ではないスタッフが運営し、味も日本とは大きく異なっていることなどから、「ラーメンは日本のソウルフード。世界でも、日本人の手による本物の旨いラーメンを紹介したい」(同社・河原成美社長)との思いが募り、今回の出店へとつながった。
ニューヨーク店で提供するメニューは、一風堂の看板商品である「白丸元味」(あっさりとんこつ味)、「赤丸新味」(こってりとんこつ味)の他に、醤油味、味噌味、つけ麺なども展開する予定。価格はラーメン1杯10ドル程度を想定している。原材料はほとんどを現地で調達するが、味のかなめの調味料は日本から持ち込み、製麺機を現地に設置するなど工夫をして、日本で出している味に忠実に商品をつくる考えだ。
日本との違いは営業スタイル。日本ではカウンター主体だが、ニューヨークではテーブル席でのランチ&ディナー型。ランチはラーメン単品を、ディナーはフルサービスで、つまみや一品料理(20品程度を用意)、アルコールドリンクとともにラーメンを愉しんでもらう。
「営業形態は当社の展開するラーメンダイニング『五行』を踏襲します。サービスは重要な点で、抽象的な言葉は通用しない。現地に合わせてチップ制を導入し、モチベーションを高めていく。いかにお客様を愉しませるか、がポイントでしょうね」(河原社長)
日本から多くのスタッフを交代で投入し、博多一風堂の味と活気ある雰囲気をそのままに表現する。サービススタッフは現地採用を行なうが、当面は現地在住の一風堂経験者などのヘルプも活用する。
ニューヨークでは日本のとんこつラーメンの主流である硬めの細麺ではなく、柔らかい麺が人気。また、「締めのラーメン」という感覚がないため、料理とラーメンをテーブルに並べ、時間をかけて食べる光景もよく見られる。同社もこれらの課題を認識しており、従来の麺のほかソフト麺を開発するなど柔軟な対応も考えていくという。
同社は今後、シンガポール、パリなどにも出店を計画中。ラーメンをRAMENとして世界へ。博多一風堂の挑戦が幕を開ける。(RN)
博多一風堂ニューヨーク店
住所:65 4th Avenue, New York
開業予定日:2008年3月17日
