« 8月2日 金沢の大森真由美さんからの依頼で、旅館を、新しいコンセプトでリノベーションをする仕事。旅館の仕事というだけで、ワクワクする。 | トップページ | 8/5 以前より、約束していた結城紬の織元、小倉さんのところに、着物、結城を勉強しに行く。 »

8月3日金沢2日目。金沢には「つる幸」という懐石の店がある。店はきちんとした佇まい。私は心の中で、”金沢でごはん屋をやるのです”-----。

8月3日

金沢2日目。
今日の昼食はどんなところ?
浅田屋さんが経営している和食屋とステーキ屋。
その店をのぞいて、私は違うところがいいと希望。
どこかないの?気の利いたところ。
こういう時は、老舗の料亭にしよう。
金沢には「つる幸」という懐石の店がある。
真由美さんが電話をして、私が代わって話す。
「これから二人で伺います。あ、お部屋は結構です」
「料金は、8千円、1万円、1万5千円、2万円となっておりますが・・・」
「そうですね、お昼だから1万5千円にしておきましょう」
なんとなく、店側の雰囲気が伝わってくる。
きめどころ、”お昼だから1万5千円に”------。

店はきちんとした佇まい。
簾戸がはまっており、涼しい。
床の間の花は2輪、ちょっと多い気がした。
仲居の女性は、とてもやさしい、品のある方。
これで、今日ここで食事をした大部分は済んでしまった気分。

お料理はちょっと変わった試みをされていました。
ゴルゴンゾーラのスープなど。
日本料理も変化しなくてはいけないが、気をつけなくてはいけない。
良い、悪いと述べているのではない。難しい・・・。

京都で一軒スカッとした店をやりたいなぁ・・・。
なんて、なぜかここでそんなことを思った。

料理をいただきながら、また旅館のことを考える。
大女将が出てきて下さり、いろいろとお話をして下さった。感謝です。
「板前はとても大変です。料理は中途半端な気持ちではやらない方がいい」
そう、でも私は心の中で、”金沢でごはん屋をやるのです”-----。
金沢にあるのは、歴史、人、そして食べること。

金沢ごはん宿。
懐石でやるつもりはなし。
おいしい加賀の野菜、日本海の魚介、石川の米、これらはすべて金沢の宝です。
大変ではあるが、うまい料理を、ごはんを作りたい。
コンセプトが少しずつ固まっていく。

旅館の名前は決まったが、まだ公開できません。
もう少ししたらお話します、ごめんなさい。

楽しくなってきた。挑戦魂が湧いてきた。
真由美さんいわく、
「社長のそばにいると、アイディアが次々と出てくる。本当にすごい!」
まるで作家とそのアシスタント。

私は自分の希望をはっきり言う。
料亭に行きたい、お茶屋BARに行きたい、あそこの饅頭が食べたい・・・。
普通であればわがままに取られるのですが、これがモノを生み出しているのです。
見る数、見るものが違う。
そして、イヤな話だが、お金を使っている。
それがプランナー、プロデューサーです。

金を使っていろいろ見ろ!
そんなことは大きな声では言えない。
1軒の旅館を作るのに、100軒の宿、料亭を見ろと言っているのと同じ。
それだけで1000万以上かかる。
しかし、私はそれが頭の中、身体の中に入っている。
よく、プロデューサーになるにはどうしたらよいか、と質問される。
お金を使いなさい、投資をしなさい。
投資をしていない人は、モノを見ていない。
モノを見ていない人は、モノの良し悪しがわからない。
時には思い切って、よい器を買う勇気も必要。
本当に大変です。
でも、金沢の旅館、真由美オーナーの旅館はがんばります。

2007 08 08 [21ひとつところにとどまらないことの難しさ] | 固定リンク| コメント (1) | トラックバック (0)

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コメント

風邪は良くなりましたか? 昨日の夜に横浜へ戻って来ました。社長が帰られてからも夕食について人に相談したりとずっと悩んでいましたが、社長の2日目のブログを読んで全て嘘のように飛んで行ってしまいました。「金沢ごはん」やります!
自分でも不思議なんですが瞬時に納得と決心がつきました。

1日目のブログを読んだ母は「どうして綺麗なお母さんって書いてないんだ!」とお腹の肉を鷲づかみにしていましたヨ♪

投稿者: 大森 真由美 (2007/08/09 8:56:45)

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